メモの取り方

記憶やアイデアをどうやって引き出す?仕事を教える立場になったときに役立つメモの取り方

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人の話を集中して聞くのは、2~3時間が限界かもしれません。

それでもその2時間、3時間は忙しい合間に捻出した貴重な時間。決して無駄にはしたくないものです。

ここでは講演会などで、長時間話を聞く際に、集中を継続させるコツと、内容を十分に吸収するためのポイントについて考えましょう。

考えながら聞くためのメモ

講演会には、必ずメモを持参することをお勧めします。メモを取ることで、集中力を持続させることができるからです。

一度メモを取り始めると、まず話についていかなければという決意が芽生えます。

メモを取るという作業そのものに達成感を感じるため、欠けたところのない完璧なメモを取ろうとするのです。

ですから、メモを取ることはある意味大切なことなのですが、注意しなければ話に集中するのではなくメモを取ることに集中してしまい、メモを取ったことに満足し何も得ずに終わってしまうということになりかねません。

この場合の、メモの一番の目的は記録ではなく記憶し考えるために書くということです。

講演会でのメモの取り方

まず言えることは、全部メモしようとしてはいけないということです。それはテープレコーダーの仕事です。

はっきり言って、全部メモを取ろうとしても取れませんし、取ったところで後から読み返すことはほとんどありません。

それよりも、その場で要点を掴むことを重要視すべきです。講演会に置いて優先すべき順番としては、第一に話し手を見ながら聞くということ、第二に要点のみをメモすることです。

何をメモするか

では、何をメモすればよいのでしょうか。

まず講演会のタイトルを書きましょう。それが要点を掴むメモ術の第一歩です。

そしては上手な話し手は、テーマに基づき興味をそそる問題提起をします。

例えば、男性脳と女性脳をテーマにした話を聞くとします。男性と女性の考え方が大きく違うのは脳の働き方に違いがあるからだという内容の話です。

話し手はこのテーマに沿って次のような問題提起をします。「男性よりも女性におしゃべりな人が多いのはなぜか?」「どうして男性は探し物が下手なのか?」まさにメモをするのはこの部分です。

興味をそそるこの疑問を簡単にメモします。

例文

女性、おしゃべりなぜ?
男性、探し物下手?

これは一説の一例にすぎませんが、話し手がその疑問の答えを話し始めたら、話し手の方を見ながら集中して聞きましょう。

知りたい答えは何なのか、楽しみながら聞きます。話し手が答えを述べたら、それをメモすることもできますが、提起された疑問をメモしておけば、わざわざ答えをメモする必要はないかもしれません。

あとでメモを見直した時、取ったメモは記憶を引き出す役目を果たします。

提起された問題を見ることで、興味をそそられながら話を聞いたこと、答えを聞いて驚いた、笑った、自分にも経験があると思ったという記憶が次々と引き出され、それは自然と残る記憶になります。

自分の考えをまとめながら書く

人の話を聞いて、その内容をメモするだけでは身につきません。

聞いた話をベースに、ぜひ自分の考えもメモに残しておきましょう。そうしなければ、自分には合わないものも全て鵜呑みにしてしまう危険があります。

話の全てをメモしないようにするのは、それを避けるためでもあります。

他人の意見を聞いたら、自分の意見も考えましょう。そしてメモを取ります。そうすればバランスよく情報を収集しつつ、自分の考えもまとめることができます。

もちろん、他人の話を聞きながら自分のアイデアが閃いたら、迷わずそのアイデアをメモしましょう。

アイデアは、その時丁寧にメモしなければ後で思い出そうと思っても難しい場合があります。

講演の内容をメモする時とは違い、要点のみではなく、何をきっかけにそれが閃いたのか、そのアイデアを実行するのに必要なことなにか、フローは?といったことを具体的にメモしましょう。

まとめ

自分で講演会に行くということはないかもしれませんが、会社の業務の一環で出かけることはあるかもしれません。

興味のない内容であっても、行ったからには積極的に聴きましょう。その時間、寝てしまったり、ぼーっとしてしまったら全くの時間の無駄になってしまいます。

そして聴くときには、何か1つでも自分のものにして帰ろうという気持ちで聴きましょう。

興味をそそる問題提起があったらそれを簡単にメモし、答えを聞くときには意欲的に耳を傾けます。

そうすればその記憶は残り、メモを見返したとき、または別の用件でメモを見た際に、その記憶を鮮明に引き出すことができます。

場合によってはアイデアの閃きも期待できるかもしれません。

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