ビジネス用語

「タスク」とTo doの違いとは?アプリでタスク管理する意義も解説!

社会人に必須となっているのが、タスクの管理です。

タスク管理やタスクコントロールなど呼び方は様々なですが、多忙な人ほどうまくタスクを捌いています。

タスクの意味や用法を理解し、より良いタスク管理につなげましょう。

タスクとはビジネス用語でどんな意味?

そもそも、タスクとはどんな意味でしょうか。

ビジネス用語のイメージがありますが、PC関係の話題でもよく登場しますよね。

語源や由来も併せてチェックしていきましょう。

ビジネスでは果たすべき作業・仕事

ビジネスシーンにおけるタスクは、果たすべき仕事や作業に当たります。

会社や部署といった組織において、集団ではなく個人レベルで担当する仕事や作業ということですね。

英語「task」が語源!Windowsがきっかけ?

カタカナ語であるタスクは、英単語“task”に由来します。

タスクの意味や用法は英語“task”を踏襲したものです。

なおタスクという概念が一般的になった理由として、Windowsの存在は欠かせません。

Windowsの誕生により、PCの操作は劇的に親しみやすくなりました。

またPCが行う個別の動作が、タスクマネージャーで可視化されるようになったのも画期的だったといえます。

かつては玄人向けだったPCが、Windowsの登場をきっかけとして一般層にも普及し始めたのです。

タスクという概念が浸透したのも、Windowsおよびタスクマネージャーによるところが大きいといえるでしょう。

またはパソコンで行う作業の単位

“task”には課された仕事や作業という意味のほかに、「最小単位の仕事」という意味もあります。

PC用語としてのタスクは、コンピュータが行う最小単位の作業というニュアンスです。

なおビジネスシーンにおけるタスクとは、個人レベルで担当する仕事や作業だと説明しましたね。

組織における最小単位の作業イコール、各人が個別に行う作業というわけです。

つまりタスクの根底にある意味合いは、PCでもビジネスでも同じだといえます。

タスクの使い方を例文と一緒に確認

次に、タスクを使った文章を考えてみましょう。代表的な用例を4つ紹介します。

タスクをこなす

タスクをこなすとは、課題を消化していくということです。

与えられた課題だけでなく、自主的に設定した課題も対象です。

例文

明日までに片付けなければならない案件が山積みだ。まとめて対応せず、1日数件ずつ区切ってタスクをこなしていくことにしよう。

タスク管理する

タスク管理するとは、タスクを客観的に把握してコントロールするということ。

つまり場当たり的にタスクをこなしていくのではなく、全体のタスクを統制しながら処理していくイメージですね。

例文

案件が山積みなので、タスク管理して対応を図ろう。案件をタスク化して管理していけば、優先順位がはっきりするはずだ。

タスクを切る

タスクを切るとは、主にスマートフォンやタブレット上で起動中のアプリを終了させることを指します。

切る、すなわち切断という意味合いですね。

ちなみにPCの場合は、タスクを終了させるという言い方が一般的です。

例文

少し古いタブレットを使っているため、時々動作が重くなることがある。しかしバックグラウンドで動作している不要なタスクを切ることにより、動作が改善することもある。

タスク処理する

タスク処理するとは、「タスクをこなす」と同義。タスクをこなすというと、人間が主体となるイメージですね。

一方でタスク処理するという表現は、人間あるいはPCのどちらが主体になっても使えます。

例文

印刷された大量の販促用パンフレットを、ひたすら手で折るというタスクを請け負った。単純作業なので、機械的にタスク処理していくだけで終わりそうだ。

ビジネスでよく耳にするタスクの付いた単語の使い方

今度は主に、ビジネスシーンで耳にする用法です。

カタカナ語を組み合わせたフレーズを4つ紹介します。

タスクフォースとは?

タスクフォースとは緊急の課題を達成するため、一時的に編成される特別組織のことです。

既存の組織を横断して適任者を選出し、短期集中的に活動するのが特徴。

元々は軍事用語で、任務部隊や特殊部隊と呼ばれるものでした。

タスクチームとは?

タスクチームはタスクフォースとほぼ同じ意味です。

では、チームとフォースの違いを考えてみましょう。

フォース(force)とは元々、「軍隊」という意味です。

軍隊の規模は大小様々ですよね。

一方、チームという方がコンパクトな印象です。小集団ともいわれる所以ですね。

ただし場面によって、どちらの表現が適切かと心配する必要はありません。

現状、タスクフォースとタスクチームは同義であると考えてよいでしょう。

スケジュールタスクとは?

スケジュールタスクとは、スケジュールとタスクをセットで活用する方法です。

予定とタスクを分けるという考え方がありますよね。

異なる発想のように聞こえますが、実のところゴールは同じです。

まず日程や時間配分といったスケジュールを設定し、次にスケジュールの中で最適なタスクを割り当てます。

すると、スケジュールとタスクをセットで把握できるというわけですね。

昔ながらの要領だと、カレンダーに日ごとの仕事を箇条書きしていく手法に近いといえるでしょう。

マルチタスクとは?

マルチタスクとは複数の作業を同時に、もしくは並行して切り替えながら実行することです。

マルチタスクこそPCの本領です。

というのも、バックグラウンドで複数のプログラムを動作させることができるからです。

Windowsのタスクマネージャーが誕生した理由も、マルチタスクを運用するためです。

なお、一般論として人間はマルチタスクに不向きとされています。

例えばスマホを見ながら歩く、「ながら歩き」によるトラブルが多発していますよね。

スマホの画面を眺める・歩行するという単純作業でさえ、同時並行は難しいのです。

仕事から離れた日常生活であっても、マルチタスクは容易ではないことがわかりますね。

PCやスマホで頻出のタスクに関する単語

タスクの性質、有用性についてはおわかりいただけましたね。

便利であるがゆえに、PCやスマホでもタスク関連の言葉が頻出します。

特によく使われるものを3つ紹介しましょう。

タスクバー

タスクバーとは、PCやスマホのディスプレイ下部に表示される帯状のバーです。

タスクバーには起動中のプログラム、もしくはアプリがアイコン形式で表示されます。

マルチタスクで複数のプログラムが起動している場合も、アイコンは並列表示されるので一目瞭然です。

なお基幹システム(OS)の設定次第では、タスクバーは普段隠れている場合もあります。

カーソルを画面下部に移動させるとタスクバーが再表示されるといった具合に、カスタムできるのも特徴です。

タスクマネージャー

タスクマネージャーとは、PCのタスクを管理するツールです。

OSと一緒に導入されるもので、Windowsにおける標準機能の1つといえます。

プログラムやアプリの稼働状況だけでなく、それぞれが占めるCPUやメモリの使用量をチェックすることができます。

また特にプログラムを起動していなくとも、OSの稼働を維持するために動作しているファイルなども監視可能です。

馴染みのない方でも、Ctrl + Alt + Deleteで表示できるツールと聞けばピンとくるのではないでしょうか。

タスクスケジューラ

タスクスケジューラとは予め設定した時間、もしくは一定の間隔でプログラムやスクリプトを実行する機能のことです。

個人レベルでタスクスケジューラを使う人は限られるかもしれません。

しかし企業のサーバーなど、業務用のPCを扱う場合には必須です。

例えばデータのバックアップやウイルスチェックのような、定期的に実施する作業はタスクスケジューラに任せるのが一番でしょう。

タスクの類語をチェック!ニュアンスの違いに注意

タスクとよく似た言葉を2つ紹介します。

類語ではあるものの、若干ニュアンスの違いがあるため確認しておきましょう。

「タスク」と「to do」

「to do」とはやるべきこと、やらねばならないことです。

「to doリスト」は有名ですよね。スマホはもちろん、ガラケーの時代から「to doリスト」は活躍しています。

「to do」とタスクの違いとして、「to do」の場合は明確な期限を設定しないのが特徴です。

つまり、場合によっては先延ばししてもOKといえます。

一方タスクの場合は課題であり、納期や責任が伴います。

特に組織内のタスクは個人に割り振られた仕事であり、「to do」とは明確に異なります。

「to do」とタスクでは、より社会的な責任が大きいものがタスクだと考えればよいでしょう。

「タスク」と「プロジェクト」

「プロジェクト」とは、何らかの目標を達成するための計画です。

また計画を実行するため、既存の組織を横断して選出した適任者の集団を指す場合もあります。

プロジェクトはマクロ的な大きな計画であり、規模は大きく期間も長いのが一般的です。

一方、タスクはミクロ的な作業や仕事を指します。規模は小さく、短期間で済ませられるものが一般的です。

プロジェクトとは、無数のタスクを積み重ねて成立するものということもできるでしょう。

アプリでタスク管理!?仕事ができる人の実践法

予め諸説あることを前提として述べますが、今では「To doリストはもう古い」という意見も出てきています。

To doリストの受け皿になっているのが、タスク管理ができるアプリ類です。

タスクとは納期や責任が伴うものだと説明しました。

つまりタスクの管理は、スケジュールをにらみながら行う必要があります。

そこで役立つのがカレンダー機能です。

カレンダーといっても、自分ひとりで使うわけではありません。

グループ内のメンバー全員で、カレンダーを共有するしながら運用するのです。

各人のスケジュールやタスクを可視化することにより、組織としてのベクトルやメンバーの動きが把握できます。

また、自分が果たすべきタスクの意義も理解しやすくなるでしょう。

仕事ができる人ほど、自分の役割や責務をはっきり自覚しているものです。

タスクアプリの共有機能を最大限活用していることは、容易に想像できるでしょう。

ちなみに最近では、タスクを音声入力できるアプリも登場しています。

「文章を起こすよりも、口頭で伝達する方が早く済む」と考える層が有効活用しているようですね。

まとめ

To doとタスクの違いが今ひとつわからなかった方でも、記事の後半でピンときたのではないでしょうか。

To doは自己完結するものであり、他者に対する責任を負いません。

また課題を共有するという発想は、To doにはないものです。

社会人として相応しい行動のために、タスクおよびタスクの管理は不可欠といえるでしょう。

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