会社の同期や後輩との付き合い方!好き嫌いではダメなチームメイト

同期や後輩は、これから先長い間く付き合うことになりますし、苦楽を共にする心強いチームメイトになります。

同じ様な部門に携わっている者どうしですから、しんどいときには相互協力し、また両者ともに自分をレベルアップしていかなくてはなりません。

特に後輩と係わるときは、あなたが新人時代だった頃を思い返してみると良いでしょう。後輩に教えていくこともビジネススキルです。

この記事の内容

同僚や後輩との付き合いは「親しき仲にも礼儀あり」

同僚や後輩は、長時間一緒に仕事をする機会も多いですし 、時にはアフターファイブでお酒を友にしたりしてプライベートの付き合いが発生することも多いでしょう。

しかし、いくら親しくなっても「礼儀」を持って接しないとトラブルになりかねません。

礼儀や気遣いも必要

会社に気心の知れた同期がいるのは、何事につけて安心できるものです。仕事上の悩みも共有できますし、プライベートでもフレンドリーに付き合うこともできるでしょう。

しかし、同僚や後輩との人間関係の原則は「親しき仲にも礼儀あり」です。仕事中に馴れ馴れしい態度で会話したりあだ名で呼び合うなどはNG行為だと考えてください。

普段からそういう感じだと、取引先やお客様との対応中にもポロっと口に出てしまったりするものです。

後輩に対する接し方も気をつけなければなりません。あなたが新人だったころを思い出して、気づかいをもって対応します。

面倒な仕事を次々にやらせたり、ミスしてしまったときに人前で怒鳴ったりするのはもってのほかです。経験が少ない新人にはミスはつきものです。

それをふまえて指導していき、良かったことに対してはきちんと褒めることは欠かさないようにしましょう。

マナーは守る

同僚に気兼ねせずに話すことができる仲間がいる人はハッピーです。 親しい同僚に、悩み事を相談したり仕事のグチが言うことでフラストレーションから解放されることも多いです。

しかし、どんなに気心が知れて親しい同僚や後輩でも、最低限のマナーは守るのが当然です。

後輩の新人社員は、まだ会社や仕事に慣れていないので、あなたに合わせてくれている可能性が高いです。

それを親しい後輩という態度や物言いをしては、その後輩はあなたに対して不愉快な思いをしているかもしれません。

同期でも後輩でも、気心が知れる間柄になるには2~3年はかかると考えておいた方が良いでしょう。

相手の長所を探そう

何人もの同期や後輩がいれば、嫌な人や合わない人がいるのも当然です。しかし、学生時代と違って嫌いな人には近づかないではすみません。

一緒に仕事をしていかなければならないからです。

そんな自分が嫌いなタイプの同期や後輩は、できるだけ長所を見つけてうまくやっていくことです。嫌いな部分や欠点だけを捉えていてはますますその相手が嫌いになってしまうでしょう。

その時はただ単に嫌いなやつかもしれませんが、将来の出世に影響が出ないとも限りませんよ・・・。

なるべく敵をつくらないことが、社会人としては一番だと思います。嫌いなタイプでも合わないタイプでも、きちんと付き合えるのが大人です。そんな人はビジネススキルも高いものです。

同期と接する際の心構え

同期は社内でも一番親しい間柄になることが多いです。苦しいときも楽しいときも一緒に過ごすことが多く、気の置けない仲間ととなり絆が強い関係でもあります。

しかし、そんな間柄でも気をつけなければいけないことがあります。同期と接するときの心構えをお伝えしますので参考にしてください。

フォローしてあげる

同期は親しい関係にありますが、同時にライバルとも言えます。だからといって足を引っ張り合うのではなく、さりげなくサポートしたりフォローしてあげると良いでしょう。

その方がお互いが成長していきますし、結果的に会社も良い方向に向かいます。

共有している時間が長いと、ついつい安心感がでてしまって気が緩みがちになります。

相手を必要以上に信用してしまって、愚痴や弱みなどを話したり、往々にして誹謗中傷などの内容になりかねません。

そんなときにも、戒めてあげるのが同期の役割りです。

相手を批判しない

同期といっても親しい人ばかりではありません。中には強烈にライバル心を持ってしまう同期もいるでしょう。

そんな同期のライバルに対しては、そのマイナス要素ばかりをツッコミがちです。

しかし、相手のマイナス面ばかりを指摘する行為は自分の評価も同時に下がっているということを自覚してください。

決して相手を批判せずに、良い点をしっかりと認めて学ぶ姿勢が大事です。

同期といっても友達ではありません。そこをきちんと意識すれば、同期としてお互いに良い関係が保てます。

公私を分ける

同期は、おそらく社内でも一番親しい関係になるのかと思います。しかし、そうだとしても、仕事中にくだけた言い方や悪ふざけの態度は絶対にいけません。

仕事の場ということを意識して配慮をもって接するようにしましょう。

逆に、アフターファイブや休日などは心から楽しむことがストレスの発散にもつながります。

公私をきちんと分けて長く付き合えるようにしてください。

後輩に慕われ信頼される5つの条件

後輩にとって信頼できる先輩とはどういったタイプでしょうか?もちろんいつも先輩風を吹かせていては信頼は得られないでしょう。

慕われ信頼される先輩には条件があります。その5つの条件をお伝えします。

明確な信念を持つ

自分はこうありたい、この会社をこうしたい、という強い信念を持ち行動することです。

誰かが発言していたとか上司から指示があったからなどではなく、自分自身の言葉でそれを話すタイプの先輩は、後輩から支持されます。

しっかりしたポリシーを持っている先輩は、憧れますし頼りになります。

率先して行動

言うだけ番長という言葉があります。言うことだけは言いますが行動や結果が伴わない人のことです。こういうタイプは嫌われます。

同僚や後輩に言ってたことをきちんと行動に移している先輩は、必ず後輩に信頼されます。

逆に、言うことだけは立派だけれども行動が伴わない先輩は、その発言に説得力がなくなってしまいます。

常に勉強している

常に学習して自分を成長させようと努力している先輩も、後輩に信頼される条件です。

俺はもう歳だから・・・などと、勉強して能力をアップすることを放棄してしまった先輩は尊敬されません。

常にポジティブ

明るくて前向きな先輩も後輩には慕われます。いつも愚痴ばかり言っているとかため息ばかりついている人が尊敬されるわけがありません。

ビジネスマンは良いときもあれば悪いときもあります。たとえどんな状態だったとしても前向きに行動している先輩は、後輩も一緒に仕事したいと強く思うことでしょう。

平等に接する

誰にでも平等で接する人は信頼されます。相手によって態度を変えたりせず裏表なく接してくれる先輩になら、困りごとや悩みなども安心して打ち明けることができるでしょう。

まとめ

同期や後輩は長く付き合うことになる最も親しい間柄の同僚と言うことになります。しかし、そんな親しい間柄でも基本は礼儀を持って接することです。

学生ではありませんので好き嫌いで行動してはいけません。マナーを守りながらお互いにフォローし合い、良い関係を保ってください。

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